ここではバンプキーについて説明をします。
バンプキーそれは、パンピングという、カギ山が特殊な配列をしているカギであり、本来ある正規なカギを使用しないで、解錠する方法のことを言います。

ディスクシリンダーやロータリーディスクシリンダーというものでは、バンピングで、解錠することは出来ません。
バンピングで解錠ができるのは、ピンシリンダーという形状のカギです。

ピンシリンダーとは

ピンシリンダーは、ピンタンブラーを使用するシリンダーのことです。
私達はカギに対して常にセキュリティー意識を持たねばならない状況にあります。
ピンシリンダーの場合、ピンの本数がピッキングに対して強いということになりますが、ピンシリンダーはピックガンという専用なピックを使用すれば、そして、バンピングによって簡単に解錠が出来てしまうケースがあります。

ディスクシリンダーも構造的には、ピンシリンダーの種類の一つではありますが、ディンプルキーシリンダーの場合、15本以上というピンを数多く持っています。
スプールピンやマッシュルームピンと言ったものを使用しているために、ピッキングに対して非常に強いと言われています。

バンピングのメカニズムについて考える

バンピングはピックガンと呼ばれるピッキング用の工具同様、下ピンに衝撃を与えることで上側のピンだけをはじいてカギ内部の障害物一時的に開放します。
それによって内筒が回転できるようになるという仕組みです。

ピックガンを使用する場合は、合わせなければならないピンが多いディンプルキーや、ピンの配列が複雑なものは下ピンすべてに同時に衝撃を与えることが難しく、解錠には経験と技術が必要とされます。
しかしバンプキーであればシリンダーに対応したキーさえ持っていれば簡単にバンピングができるため、短時間で解錠できてしまうのです。

バンピング対策でどのようなことを考える必要があるか

バンピングとは、ピッキングとも違うものです。
ピッキングと違い、テクニック、熟練した技術が必要ということではなく、パンプキーさへあれば、解錠が出来てしまうということになります。

相手がピンシリンダーであれば、 パンプキーで簡単に解錠出来てしまい、だからそれ相当の対策が必要になって来ます。
ディンプルキーシリンダーなら大丈夫かと言えば、 ディンプルキーシリンダーも基本は、ピンシリンダー構造であるために、 解錠が無理ということではありません。

ピッキングされないためにどのようなカギに着目すればいいかということですか、ここで「スプールピン」や「マッシュルームピン」などを意識をしても、バンピングに対してそれほど効果を示さないと言われています。
何がバンピングに対して有効的方法であるかということですが、まず私達が考えるべきことは、シリンダーの無い錠前を付けることです。

カギ穴がないということであれば、もちろんバンピング、ピッキングさえも不可能なのですから。
それはカギという概念からはちょっと逸脱するのかもしれませんが、指紋認証錠や暗証番号錠という技術はどんどん進化しようとしています。
ただし指紋認証錠や暗証番号錠でも、緊急時のためにキーシリンダーがついている扉の場合は解錠が可能なので、バンピング対策の意味はありません。