鍵師の勤務時間

鍵師は、会社や個人事業主などが経営する鍵屋に就職しているサラリーマンと、独立開業して自分が事業主として働くケースの2種類に分類されます。

鍵屋に就職する形態と独立開業する形態で勤務時間・休日は異なる

鍵屋に就職した場合は、会社が労働規約等で定める営業時間や就業時間に沿って働きます。
一方、個人で独立開業する場合にはルールはなく、基本的に自分の都合に合わせて自由に勤務時間を定めることが出来ます。
極端な例では、副業として開業して週末のみ営業するというケースもあります。

就職する場合の勤務体制

就職した場合は勤務先の定める営業時間に従いますが、カギのトラブルはいつ発生するか予測できず、かつ、救急対応が必要です。
そのため営業時間を定めてしまうと、顧客の依頼に常時応えられず、ビジネスチャンスを逃すことに繋がります。
そこで、24時間の出張体制をとる鍵屋も多く、その場合、複数のスタッフがシフト制で勤務しますので、予定は立てやすいものの不規則な生活になるケースも多いです。

個人で独立開業する場合の勤務体制

一方、独立開業する場合は、自分で自由に営業時間を定めることになりますので、9:00~18:00までというように一般のサラリーマンと同様に決めることもできます。

ただ、一般論として、カギの故障や紛失などによる鍵師への開錠依頼は、顧客が仕事などの外出から帰宅する夕方から夜間の時間帯に多発します。
営業時間を早い時間で終了するということは、ビジネスチャンスを失うこととなるのですが、1人で営業する以上シフト制が取れません。
そのため、夜間でも依頼を受け付けることとしている場合が多く、まさに、いつ依頼が来ても出張できる体制が求められます。

鍵師の休日

鍵師の休日も勤務時間と同様に不定期になるケースが多いです。
会社や個人事業主が経営する鍵屋に勤める場合は、勤務先が休日を定めていたり、もし、年中無休でも複数のスタッフの交代制で休日を取得できます。
フルタイム労働の場合は、週2日の休日が一般的です。

独立・開業すれば、自分の裁量で自由に休日を定めることが可能です。
しかし、勤務時間と同様、カギのトラブルは土日祝日に関係なく発生しますので、休みにした日数に応じてビジネスチャンスを失うことになります。
休日としていても顧客から「どうしても」と依頼が入った場合は、急いで現場へ出向くことになるケースが多いです。

独立開業の場合の勤務時間や休日は営業方針次第

開錠等緊急のトラブルの解決のために1つの現場で必要な時間は、事案により差はありますが数分から数十分のケースが多いです。
また、日によっても作業依頼の繁閑の波は大きいです。
収益が大きく上がり続ければ休みを多くとっても良いでしょうし、ビジネスチャンスを逃したくなければ休日返上でも良いでしょう。
結局、勤務時間や休日の取り方は、営業方針次第と言えそうです。